突発性後天性網膜変性症について。(第5話)
★前回までの記事はコチラから⇒ 第1話 ・ 第2話 ・ 第3話・ 第4話
「異常なし」
アンの血液検査の結果は
副腎ホルモンの異常を示していなかった。
「副腎に異常があれば、それはそれで
一生付き合わなくてはいけないから。」
という医師の言葉に
「異常なし」を喜びたい半面、
アンの目が戻るかもしれない治療法が当てはまらず
途方に暮れもした。
そういえば、SARDの文献には
「どんなワンコにも効くわけではないらしい」とあった。
これは治療が効かないと言う意味だと思っていたのだが
「そもそも原因が違う」ということも含まれるのか?
原因が違うのであれば、
本に書かれている治療法は当てはまらない可能性が大きい。
医師も同意見だった。
結局、治療は振り出しに戻る。
SARDは放って置くと白内障に、
さらに放置すると緑内障になる可能性があり
緑内障になると痛みが強いので
ワンコにとってもつらいと言う。
そこでアンには白内障の予防として
ビタミンEを含むサプリが処方された。
この錠剤を日に数粒、ご飯と一緒にあげるのだと言う。

サプリだけ・・・
アンのためにできる事はたったこれだけか?
無力感に負けそうになりつつ
「まだできることがあるはず」 と、
もう一度、本や文献を読み直してみた。
パパの手記、第6話へと
つづく
「異常なし」
アンの血液検査の結果は
副腎ホルモンの異常を示していなかった。
「副腎に異常があれば、それはそれで
一生付き合わなくてはいけないから。」
という医師の言葉に
「異常なし」を喜びたい半面、
アンの目が戻るかもしれない治療法が当てはまらず
途方に暮れもした。
そういえば、SARDの文献には
「どんなワンコにも効くわけではないらしい」とあった。
これは治療が効かないと言う意味だと思っていたのだが
「そもそも原因が違う」ということも含まれるのか?
原因が違うのであれば、
本に書かれている治療法は当てはまらない可能性が大きい。
医師も同意見だった。
結局、治療は振り出しに戻る。
SARDは放って置くと白内障に、
さらに放置すると緑内障になる可能性があり
緑内障になると痛みが強いので
ワンコにとってもつらいと言う。
そこでアンには白内障の予防として
ビタミンEを含むサプリが処方された。
この錠剤を日に数粒、ご飯と一緒にあげるのだと言う。

サプリだけ・・・
アンのためにできる事はたったこれだけか?
無力感に負けそうになりつつ
「まだできることがあるはず」 と、
もう一度、本や文献を読み直してみた。
パパの手記、第6話へと
つづく


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